非変性II型コラーゲンのメリット

非変性II型コラーゲンのメリット

関節膝の痛みに効く

年齢を重ねるとともに生じる関節膝の痛みの多くは「変形性膝関節症」によるものです。主な症状は、膝の痛みと水が溜まることです。これは、老化によることが多く、膝に対する負担が積み重なってクッションの役目を果たしている膝関節の軟骨がすり減ったり変形して、痛みや障害が発生するのです。立ち上がりや、歩き始めなど動作をしようとする時に痛みますが、休めば痛みが取れます。次第に、正座や階段の昇降が困難となり、進行すると安静時にも痛みが取れず、変形が目立ち膝が伸びずに歩行が困難になります。

このような症状を緩和させるには、まず何より非変性II型コラーゲンを補給することが大切です。コラーゲンは、軟骨そのものを形作っている上に、体の流れをコントロールする新陳代謝の要でもあると言われています。体の中にあるコラーゲンが新鮮であれば、日常の食事で摂取した栄養成分を体のすみずみまで浸透させることができます。

関節リウマチに効く

関節リウマチに効く

関節リウマチは、慢性的に進行していく関節炎であり、自己免疫が関係していると言われていますが、根本的な治療は一般には行われていないのが現状です。そのため、病院では炎症を抑えて痛みをコントロールすることと、将来の関節変形を防ぐことが目的となっています。このような治療では完治は期待できず、長期的に見ると運動機能障害につながることが考えられます。

ところが、非変性II型コラーゲンは関節リウマチに対する効き方が他とは異なります。一般のサプリメントは、量が必要なため錠剤を数多く摂る必要がある上に、効果を感じられないことがありました。非変性II型コラーゲンは、免疫が活性を維持した状態で腸管に届いて認識されるという特性があるため、免疫異常によりII型コラーゲンを異物と誤って認識してしまうことによる関節に炎症を起こすことがないのです。

分解されないので直接届く

分解されないので直接届く

コラーゲンやタンパク質を食べると、胃や腸の中で分解され、アミノ酸の形で吸収されるのが一般的です。アミノ酸は、体内の様々な部位に運ばれ、その場所でタンパク質として改めて合成されます。このことから、コラーゲンを食べたからといって、体の中にそのままの形で運ばれ、機能することはないのです。

この点、非変性II型コラーゲンは分解されず、ほぼそのままの大きさのコラーゲン分子が腸管に届くという特異性があるため、腸の免疫システムが異物ではなく栄養素として判断して、非変性II型コラーゲンがコラーゲンの原料として利用されることになるので直接届くのです。また、体の中に運ばれた非変性II型コラーゲンが細胞に対してシグナルを送り、それが細胞を活性化させているのではないかとも言われています。