非変性II型コラーゲンを食事で補うには?
コラーゲンを摂取できる食べ物は?
美容目的でも注目を集めているコラーゲン、一般的な食品からも摂取できます。動物性食品と海洋性食品の2つに分けられますが、豚足、鶏の皮、手羽先、軟骨、牛スジ、牛テール、豚バラ肉、スッポン、フカヒレ、エイヒレ、魚の皮、うなぎ、なまこ、カレイ、エビ、くらげに豊富に含まれています。豚骨ラーメンのスープや中華料理、すっぽん鍋だとたっぷりと摂取できると女性の間で定評があります。ただし、コラーゲンを多く含む食べ物はカロリーや脂質が多いのでゼラチンから摂取するという方もいます。コラーゲンを摂取する時のポイントとして、①適度な量を食べること②吸収率を高めるためにビタミンと一緒に摂取する、という2つがあります。脂質が高いと抗酸化物質を多く使ってしまうため、老化の原因となりますのでコラーゲンの過度な摂取には注意しましょう。
非変性II型の食べ物は、ほぼない
栄養素には、人間の体に含まれる成分と同じ状態で形を変えずに抽出された非変性のものと、 50~60℃以上の熱が加わったことで形が変形してしまった変性の2種類があります。変性してしまったコラーゲンは効果を得ることが難しいとされています。このことから、変性ではなく非変性II型コラーゲンを摂取した方が効果を得やすいのですが、非変性II型コラーゲンが含まれる食べ物はほぼなく、特殊製法などを用いない限り手軽には摂取できません。コラーゲンは熱に弱い性質があるため、普段の調理法からたっぷり摂取することは難しいのです。さらに、熱を加えず調理できるコラーゲン食材は少なく、食品から摂ることは可能ですが毎日継続して摂取するには手間がかかります。
より効率的な摂取をするならサプリ
より効率的にコラーゲンを摂取するのであれば、サプリがお勧めです。サプリに配合されている非変性II型コラーゲンは、特殊製法を用いて抽出されているので変形しておらず、有効成分だけが凝縮されています。同じII型コラーゲンであっても、人間の体と同じ状態のものがより吸収性が高く効果に期待できるので、効率的に摂取するならば抽出方法にこだわった非変性のII型コラーゲンを選ぶようにしましょう。
数あるサプリの中でも、非変性かつ機能性表示食品であるものはほとんどありません。人の関節軟骨に存在する成分、非変性II型コラーゲンが1粒当たり相当量含まれていることや、プロテオグリカンやカルシウムなども配合されているものはさらに少ないので、できる限りそのようなサプリを選ぶと良いでしょう。